ドライカーボン製の外装パーツ“ブラックダイヤモンド”を展開するエーテックから、カワサキ・Z650RS用外装パーツが多数リリースされた。カーボンケブラーをはじめとしたカーボン製だけではなくFRPでもリリースされているのでお求めやすい価格展開となるほか、ビキニカウルは”スティングレー”と命名されてリリースされており、純正互換としてだけではなく、新たなスタイルとしても楽しめる展開となっている。

エーテックが外装パーツを開発する際、純正形状をそのまま踏襲するか、エーテックの理想に近づけるため形状などに変更を加えるスペシャル(SPL)の2ラインナップ化されることが多い。SPLは単品または部分として交換した際、他パートとのバランスを考えて少し延長したり、あるいはシャープにするといったことが多いが、何かしらのイメージソースがあるわけではなく、あくまで調和を前提として開発されている。ただ、今回は明確なイメージソースがあり、そのイメージでパーツを作り込んだ外装パーツが存在する。それがビキニカウルだ。

ビキニカウルは両サイドにスポイラー形状を取り入れており、この部分はエイのヒレの部分とイメージを掛け合わせたものとなる。そこでこのビキニカウルはスティングレーと名付けられ、今後は他社との差別化を図りつつZ900RSや他ネイキッドモデルへの波及も考えているとのことだ。Z650RSなどカワサキのRSシリーズは全体的にシンプルなデザインとなっているが、フロントまわりに変化を設けることで視覚的な変化を与え、オーナーにスペシャリティを感じさせるデザインとなっているのが特徴といえるだろう。

また、同じく視覚的なポイントとなるアンダーカウルもビキニカウルを含めた全体のバランスを考えて専用設計。加えて各部をカーボンなどで異素材化したり、形状に変化を加えることでZ650RSに新しいイメージを吹き込んでいる。パーツによってはFRPでも純正塗装ずみのモノもあるので、カスタム初心者が愛車にちょっとした変化を与えたいという場合にも活用したいところだ。

カスタムポイント

ビキニカウル下部の両サイドをやや開く形とし、スポイラーをイメージしたデザインを採用。全体的にスマートなRSシリーズにボリューム感を与え、また視覚的に少し変化を与えることで他社と違う存在感を演出している。今後はZ900RSなとでも採用予定だとか

※記事内の価格はすべて税込み

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