プロフェッショナルカスタムマシン

プロの製作したカスタムマシンは、市販化されたパーツをただ取り付けるだけではない。取り付けたパーツの性能をフルに発揮できるようにセッティングしたり、細かいフィッティングにもこだわっていて、それがひいてはマシンとしての完成度の高さに結び付いているのだ。その実例をここでは紹介する。

スズキ
SV650X by エーテック

海外で高い人気のSV650/X用外装パーツを新たに多数展開

SV650X by エーテック

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今後もスズキ車には注力予定。ぜひご期待を

最近ではスズキ・KATANAやBMW・G310Rの外装パーツも手がけているエーテックが、ヨーロッパを中心に根強いファンが多いSV650/X用外装パーツを開発。素材別や仕上げ別を含めれば、なんと全93種類という展開だ。

基本的に、今回SV650X用として製作された外装パーツはエーテックとしてのまとまりを重視した設計となっている。そのため純正と同形状のパーツもあれば、純正から延伸したモノもあるし、一部形状変更したモノも含まれている。

SV650X by エーテック

たとえばラジエターホースカバーSPLは純正から約100㎜延長した形状となる。これは純正と同形状のパーツを純正と同じ場所に配置すると、少し目立ちすぎると判断したとのこと。そこで同社で検討し、延長することでまとまりのよさを見出している。この辺りは多数の外装パーツを手がけてきた経験が活かされた格好だ。

スライダーやラジエターコアガードを除くほとんどの製品には、価格帯が抑えめで修復が容易なFRP製(黒・白ゲル)から、高級感と高い強度が期待できる平織・綾織のカーボン、カーボンケブラーの5種類が用意されている。すべてカーボンにしてドレスアップ効果をより高めるのもいいし、FRPでペイントも含めて個性を演出するのもいいだろう。今まではカスタムといってもほぼ選択肢がなかったSV650Xに、新しい楽しみ方が生まれたのだ。

SV650X by エーテック

なお、今回のデモ車装着製品はすべてウェットカーボン製。エーテックといえば”ブラックダイヤモンド”というブランド名で展開するドライカーボンパーツでも有名なので、これには少し意外に思えたが、もしかしたら今後、ドライカーボンの展開もあり得るかも!?とのことだ。

カスタムポイント

SV650X by エーテック

とくに近年では車種を問わずスライダーやガードパーツの需要が高いが、エーテックではSV650Xにはカウル類だけではなくスライダーやガード類も用意した。とくにローラー式スタンドフックスライダーは同社ドライブチェーンガードと同時装着可能で、さらにレーシングスタンドフックとしても活用できる。


カスタムパーツギャラリー

問い合わせエーテック
住所兵庫県加古川市平岡町高畑597-1
電話番号079-454-7222
Webサイトhttp://www.a-tech.org/



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