スズキのフラッグシップスポーツモデル『Hayabusa(ハヤブサ)』がマイナーチェンジを受け登場。今回は完成度を高める「熟成」がテーマだ。変更点のひとつが車載式故障診断装置(OBD-Ⅱ)になる。今回から触媒劣化の監視要件にも対応し、最新の法規・制度に適合。また、バッテリーはエリーパワー製のリチウムイオンバッテリー『HY110SS』が標準装備になった。従来の鉛バッテリーと比較すると、重量で1.1㎏減、従来品HY110と比べても約11%の重量減を達成した最新鋭のバッテリーである。
さらに注目なのが新たに設定されたスペシャルエディションだ。通常モデルとは一線を画す特別色「パールビガーブルー」を採用。パールビガーブルーとホワイトを組み合わせたカラー構成は、ハヤブサの流麗なフォルムと空力デザインをより際立たせている。タンク上にはスペシャルエディション専用のエンブレムを装着し、タンクサイドの「SUZUKI」ロゴは立体エンブレムを採用。サイドカバーのベゼルとアンダーカバーはホワイトとして、力強さだけでなく、フラッグシップモデルらしい上質さも演出する。さらにマフラーエンドとカバーは精悍なブラック仕上げとし、車体全体のスポーティさも強調しているのも見逃せない。
標準モデルには「ホワイト×ブルー」「グレー×ゴールド」「ブラック×レッド」の3色を設定。加えて、外装色・アクセント・ホイールカラーを組み合わせられるカラーオーダープランも用意される。全18パターンから選択でき、受注開始は2026年1月7日10時の予定。人気のプランなので、欲しい人は早めにオーダーした方がいいだろう。
発売は12月24日からで、価格はスタンダードが229万9000円、スペシャルエディションが238万7000円、カラーオーダープランは235万4000円に設定されている。
COLOR VARIATION
パールビガーブルー
ブリリアントホワイト×パールビガーブルー
ギャラクシーグレーメタリック×キャンディバーントゴールド
グラススパークルブラック×キャンディダーリングレッド
SPEC
| モデル名 | HAYABUSA |
|---|---|
| 型式 | 8BL-EJ11A |
| 全長×全幅×全高 | 2,180×735×1,165(㎜) |
| 軸間距離 | 1,480㎜ |
| シート高 | 800㎜ |
| 車両重量 | 262㎏ |
| 燃費消費率*1(WMTCモード値[クラス]*2) | 15.4㎞/L[クラス3・サブクラス3-2]1名乗車時 |
| 原動機種類 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ |
| 気筒数配列 | 並列4気筒 |
| 総排気量 | 1,339㎤ |
| 最高出力 | 138kW(188ps)/9,700rpm |
| 最大トルク | 149N・m(15.2㎏f・m)/7,000rpm |
| 変速機形式 | 常時噛合式6段リターン |
| 燃料供給装置形式 | フューエルインジェクションシステム |
| 燃料タンク容量 | 20L |
| タイヤサイズ(フロント・リヤ) | 120/70ZR17M/C(58W)・ 190/50ZR17M/C(73W) |
| 乗車定員 | 2名 |
※1 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります ※2 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます



























