大幅なアップデートが加わった2022年モデルのHAYABUSA用カスタムパーツとして、ハイパープロ製フロント/リヤ用スプリングがリリースされる。
ハイパープロのスプリングはコンスタントライジングレートと呼ばれ、低荷重の動作初期から動きやすく、かつ高荷重下ではしっかり踏ん張るという特性が期待できるので、全域での乗り心地の改善につながるという製品だ。またコーナリング中のキャスターの変化を適正化することで次の動作に移りやすくなったり、細かなギャップを吸収して振動を低減するといった効果も期待できるとのこと。
フロント用・リヤ用それぞれ単独でも販売されているが、セットになったコンビキットも用意されている。
ちなみに、フロントフォークの伸び・縮みで効果を体感しやすいので、フロントスプリング交換からがまずはオススメとのことだ。
またローダウン用スプリングも併せて用意。こちらも通常仕様同様にフロント用・リヤ用・コンビキットの展開となる。価格は通常仕様と同一だ。
気になるローダウンの数値だが、フロント用・リヤ用ともに約15㎜のローダウン化となる。
ハイパープロの場合だとスプリングの自由長を大きく変更するのではなくレート変更と油面調整で車高を下げることを主眼としており、車重のみ(1G)の状態では大きく沈み込まず、乗車状態(1G’)でしっかりとローダウンする設計のため、サイドスタンドのショート化も必要ないとのこと。ただし車体はノーマル時より起きるので、停車時には注意だ。
また、適正化のためにはプリロード調整やサグ出し、伸び側・圧側減衰力の調整なども行ないたいが、ハイパープロ推奨の数値が製品詳細ページに記載されているので、そちらを参照のうえ、自分にとって最適な状態を導き出していただきたい。
ローダウンスプリングと通常仕様のフロント用スプリングはすでに発売中だが、通常仕様のリヤ用スプリングは現在取り寄せ中。秋ごろ(9~10月目途)には入荷予定とのことだ。
SUZUKI HAYABUSA サスペンションスプリング
価格
- フロントスプリング:1万9,800円
- リアスプリング:2万2,000円
- コンビキット(フロント&リアスプリング):3万8,500円
SUZUKI HAYABUSA ローダウンスプリング
価格
- フロントスプリング:1万9,800円
- リアスプリング:2万2,000円
- コンビキット(フロント&リアスプリング):3万8,500円
※価格はすべて税込み