スポーツネイキッドのMT-09をベースに、クラシカルテイストに仕立て上げられたXSR900は根強い人気を集めるモデルだ。2022年に登場した現行モデルで3代目になるが、2025年モデルは細部に変更を受けて登場!
今回の変更は主にユーザーからあがった要望に応える部分が多いという。まずはハンドル形状の最適化やクッション硬度を変更したシート。ライディングポジションに関わる部分に手を加え、より操作のしやすさを向上させているのだ。とくにシートは表皮と形状にもこだわったという。その他にもクラッチレバーに調整機構を持たせ、ステップは滑りにくいラバー&シフトペダルを見直し、操作のしやすさも追求。
性能面ではリヤショックにKYB製フルアジャスタブルサスペンションを採用し、それに合わせてフロントフォークの理セッティングを実施。また、出力特性・各種電子制御の介入度を選択できる『YRC(ヤマハライドコントロール)』が導入されるなど、走りの魅力も高まっている。その他にもスイッチボックスを変更し、画面上でナビゲーション機能の使用もできる5インチTFTディスプレイの採用で利便性もアップ。
カラーは往年のヤマハレーシングマシンゆずりの『ホワイト』、シックなイメージを全面に押し出した『ブラック』、さらにはカジュアルなイメージを放つ『アイボリー』の3色。なお、アイボリーは9月30日までの受注期間の日本限定色となる。価格はホワイトとブラックが132万円で、アイボリーが135万3,000円だ。
なお3月13日に発表会が開催され、そこにはデモ車としてカスタムされた2台のXSR900が展示されていた。オーナーになったらカスタムも楽しんでほしい!
XSR900
XSR900主要諸元
| モデル名 | XSR900 |
|---|---|
| 型式 | 8BL-RN96J |
| 全長×全幅×全高 | 2,155×790×1,160(㎜) |
| 軸間距離 | 1,495㎜ |
| シート高 | 815㎜ |
| 車両重量 | 196㎏ |
| 燃費消費率*1(WMTCモード値[クラス]*2) | 20.9㎞/L[クラス3・サブクラス3-2]1名乗車時 |
| 原動機種類 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ |
| 気筒数配列 | 並列3気筒 |
| 総排気量 | 888㎤ |
| 最高出力 | 88kW(120ps)/10,000rpm |
| 最大トルク | 93N・m(9.5㎏f・m)/7,000rpm |
| 変速機形式 | 常時噛合式6段リターン |
| 燃料供給装置形式 | フューエルインジェクションシステム |
| 燃料タンク容量 | 14L |
| タイヤサイズ(フロント・リヤ) | F=120/70ZR17 M/C(58W)・R=180/55ZR17 M/C(73W) |
| 乗車定員 | 2名 |
※1 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります ※2 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます





























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